放課後等デイサービスのどかでは、「人とのつながり」を大切にします。
生活していくなかでコミュニケーションはとても大事なことです。
しかしどうしても他人とうまく話せなかったり、自分にはこだわりがあり一緒のことができずに孤立してしまう子どもたちがいると思います。
のどかでは他の子どもたちとの触れ合いの中で少しずつ自分の気持ちを言えるように又、相手の話を聞いて理解できるように、ジェスチャーゲームや伝言ゲーム、絵を見て当てるなど、遊びの中で言葉で伝えたり、体の動きで伝えたり、いろいろな表現・コミュニケーションの取り方があることを学びながら協調性を養い、ステップアップしていけるように支援していきます。
当事業所を開設するにあたり、この2つの思いがあります。
それは私の経験してきたことによるものなのですが、私は14年前に脳梗塞にかかり左半身麻痺の身体障害者になりました。その後3年のリハビリを経て身体障害者手帳2級を持ち、かろうじて障害者福祉施設で就労の機会を得ることができました。
障害者福祉施設で就労をしながら会社を設立し、この放課後等デイサービスの事業をはじめることは大変でした。「自分で自分のことができるようになる」ことや「がんばろうと努力する」ことは大切でした。その経験から自分の事は自分でできるようになって欲しいと思っています。
そして、「上手に人とかかわれるようになる」は、病院や障害者福祉施設などで自分で自分を追い詰め壊していくような方が見受けられたり、挨拶は出来るが、会話のキャッチボールがうまくとれなかったり、こだわりが強すぎたりして、どうしても孤立してしまったりしてさらに引きこもりがちになる傾向が見受けられる方など他の人とのコミュニケーションが上手く取れない方が見受けられました。
その中で「もう少し上手に人との関りを持てるような機会がなかったのか」と考えました。
そこで、私はこれから育つ子どもたちが様々な活動を通して興味の幅を広げ、本人の特性を生かし、人との触れ合いの中で、たくさんの喜びを感じ、いろいろな事を経験し、協調性を養える居心地のよい場所を作ろうと思い当事業所の設立に至りました。
放課後等デイサービスのどかは、そのような思い、経緯があります。
これからも私や職員をはじめ努力していきますので、どうぞよろしくお願いします。
児童発達支援管理責任者:1名
管理者兼児童指導員:1名
児童指導員:5名